HOSMO
源泉遠隔モニタリングシステム

HOSMOの特徴

HOSMO(Hot Spring Monitoring system)は、クラウド型の遠隔モニタリングシステムです。

源泉噴出口に設置された計測送信ユニットからの送付データを整理し、必要に応じてグラフ表示が可能です。

温泉水(温泉蒸気)の常時モニタリング対象の、温度、流量、圧力の3点以外に、pHやEC、成分などのスポット計測項目も一元管理できるシステム構造となっています。

源泉の流量・温度・圧力を計測

地下資源の監視・管理

HOSMOは源泉井の流量・温度・圧力と、井戸周辺の気温・湿度・気圧を同時計測し、地下資源の監視・管理を地域で実施出来るようにします。

源泉モニタリング

多面的な管理・分析が可能

pH.ECのほか、成分分析機関で分析した成分分析値も一元管理し、多面的な管理・分析を助けます。
データは、現地に設置されたエッジマシン(計測ユニット)内のストレージ保存と、サーバー管理を併用できます。
蒸気井と温泉井(動力泉含む)に対応。

蒸気流量計

この流量計は、HOSMOが対応しているセンサの一例です。
この渦式流量計は、蒸気もしくは温水の、流量、圧力、温度の3要素を1台で計測出来る能力を持ちます。
流量測定は、他方式の流量計にも対応可能です。

SDGsに向けた地熱発電のために

地下資源のモニタリングの重要性

脱炭素社会に向けて、地熱発電や温泉熱利用も注目されていますが、地熱を発電などに利用するためには、地下資源のモニタリングが法令や条例で求められています。
そのため、源泉でのポテンシャル計測が必要になってきています。
日本は世界で3番目に地熱ポテンシャルが豊富な国です。原発20基分に相当する地熱資源が日本には有るといわれています。